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ノートパソコンのファン掃除とグリスの塗りなおし

 

 ノートパソコン、ASUSのx202e掃除をしました。これ2013年発売なんですね。発売から少ししてから買ったので4年は使ってることになります。その間一回も掃除してないのでかなり埃がたまってました。

 そもそもなんで掃除を思い立ったかというと、タイピングしてるときに手が熱くなるほどPCが発熱するからです。HWMonitorをDLしてCPUの温度を確認してみるとなんと常時90℃!!(FHD60fps動画再生時)。私はモニターを1台つないでデュアルディスプレイにしているのですが、つけてもつけなくても温度に差はありませんでした。つまり温度が上限に張り付いているってことかもしれません。根拠はない。

 今回はタイトルのとおりファン清掃とグリスの塗りなおしをするのでAmazonで一番安いエアダスターとグリスを買います。それぞれ500円と300円ぐらいでした確か。エアダスターはなくても掃除機である程度代用できるらしいですが、ないと細かい埃がとりづらいです。

 掃除をするにあたってまず裏板(底板?)を外しますがこれがなかなか難しいです。裏板はネジだけでなくツメでも固定されているんですが、なんといってもこのツメが固い!!おすすめはヒンジ側の隙間に指を突っ込んで力任せに引きはがす方法です。なれると躊躇なくバリバリはがせます。

 はがしたのが下の写真です。左上のHDDはSSDに換装してあります。見てわかる通り右上の黒い覆いがファンです。ノーパソなので小さいですね。

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 いろいろといじる前にまず中心にある、電池パックから伸びている三色のケーブルを基盤から外します。本当は電気を通さないヘラか何かで直接触らないように作業したほうがいいんでしょうが、そんなものはないので金属の部分に触らないように素手で外しました。電源ケーブルをはずして、ファンと基盤を留める5本のネジ(1本見づらいです)と、ファンとファンカバーを留める2本の小さいネジを外したのが次の写真です。白いクリームが塗ってあるのがCPUです。ファンの電源ケーブルも外したいのですが固くて力を入れても取れなかったので諦めました。

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  まずはCPUのグリス(クリーム)をはがします。長年放置してきたせいかグリスが固着していて、軽く拭いたぐらいじゃ落ちないのでファン側はマイナスドライバーで削って、CPU側はウェットティッシュでごしごし拭きます。削るのは慎重にやらないと銅板が傷ついてしまいます。僕は傷つけました。グリスが取れたら新しいグリスを塗ります。

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こんな感じでできるだけ薄く均一に塗るといい(らしい)です。写真ではそこまできれいには塗れてませんがこれ以上やっても悪化させるだけに思えたのでここら辺で妥協します。

 次にファンの埃をとります。前述したとおり電源ケーブルが取れないので下のようにティッシュをひいてエアダスターを吹きかけます。

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 ここまで出来たら後は組みなおすだけです。ただ一つ気を付けてほしいのが、ネジの長短を間違えないことです。間違えると筐体がへこみます。なんでこんなことをしっているかというともちろん自分がやったからです。

 さぁ組みなおしたらベンチマークです。youtubeを開いてFHDの動画を再生!!!!10分したら温度を確認します!!!!

 10分後おもむろにHWMonitorを開くとそこには90℃の文字が!!!!!!!

 はい。そうです効果ありませんでした。でもキーボードの発熱は体感的には減りましたし、耳を澄ますと以前より元気に回ってるファンの音が聞こえる気がします。

 なんとも間抜けな結果となりましたがこれだけ適当にやっても多少は効果が見られたのでちゃんとやれば相応の効果が得られるはずです。これから暑くなるのでずっとパソコンのクリーニングをしてない人はやるといいと思います。