Matebook13でUbuntuとデュアルブートする。
最近Matebook 13を買ったのですが、速攻ubuntu入れたので備忘録として残しておきます。
そもそもデュアルブートじゃなきゃだめなのか?
windows機でubuntu使うとなると、WSLやVirtualBoxなどが候補に上がりますが、正直言ってストレスフルなのでおすすめしません。
LinuxとWindowsをデュアルブートするのは止めたほうが良い | SlackNote
という記事に書かれているように、デュアルブートにはそれなりのリスクがあります。しかし上で挙げた2つともつっかえる点が多く「スムーズに開発するためにubuntuを使いたいのに、そのubuntuが使いにくい」という本末転倒な事態になってしまいます。
WSLを使う場合はGUIアプリケーションの起動が手間ですし、ターミナルもデフォルトのままだとただのコマンドプロンプトなので、自分でカスタムするわけですが、これがまためんどくさい。僕はむずくて諦めました。 じゃあVirtualBoxは?となりますが、これはこれでキーボードのキャプチャ、解像度の調整、(これは想像ですが)Web開発しようとしたらポートの開放とかめんどいと思います。あとメモリをホストOSから分けてもらってるので動作がもっさり。
というわけで結局デュアルブートに落ち着きました。Ubuntu最高!winは雑魚!
デュアルブートのやり方
UbuntuとWindowsのDualboot環境を構築する | UnFlexFlex
基本的には上のサイトに全部書いてあるので、注意点だけ紹介。
0.Windowsのプロダクトキーを控えておく
万が一データが全部ふっとんだときに備えてプロダクトキーを控えます。
【Windows 10対応】インストール済みのWindows OSのプロダクトキーを調べる:Tech TIPS - @ITによると、
wmic path SoftwareLicensingService get OA3xOriginalProductKey
で確認できます。
1.高速スタートアップを無効にする
ここは特になし。もしかしたらやらなくてもOKかもしれないが僕はやりました。
2.Windowsのドライブを縮小
ここも手順通り。僕はデスクトップ機が70GBくらい使ってるので80GBをubuntuに割り当てましたが、ほんとにwindows使わないので160GBくらい割り当てても良かったかもしれない・・・。ちなみにデスクトップでは個人でpythonの開発とかやってます。他の言語はやってないです。
参考までに、ドライブをいじる前のパーティションを載せときます。 下段のディスク1は下で作るUSBです。
3.Ubuntuをダウンロード
どうせ日本語入力するのでJapanese Remix落としましょう。
4.USBをFAT32形式でフォーマット
ここもそのまま
5.UNetbootinでUSBにLiveCDを書き込む
書き込み先を間違えないように。
MateBook13はF2でBIOSに入れます。ここでUSB以外をDisableにしてUSBから起動するようにしましょう。これは後で戻さなくても普通に動いてます。
7.OSのインストール
ここで注意なのですが、インストールしようとすると、ウィンドウの下が見切れてボタンが押せないのでインストール出来ません。これは解像度が高いからubuntuが自動で2倍に拡大してるためで、「設定>デバイス>ディスプレイ>サイズ調整>100%」を選択すれば普通に戻ります。その代わりめっちゃ文字が小さくなります。まぁ耐えられなければ好きな3:2の解像度を選んでください。
インストールは「それ以外」を選ぶのですが スワップ領域は作らなくていいらしいです。実際僕も作ってないですが2GB確保されてました。 参考:https://kledgeb.blogspot.com/2018/04/ubuntu-1804-bios-2-biospcubuntu-1804.html
後は手順通りのはず。インストールしたらフォルダ名を英語にするのを忘れずに。